チョットひとこと 第12話

またまたHPを開けた友人から、“ちょっと一言”が同じではいけないねぇ!とお叱りを頂き、やっと書き始めました。HPを開けてくだすった方々にお詫び申します!ごめんなさいねぇ!

さて、4ヶ月舞台の仕事が続き、久々の松竹映画「釣りバカ日誌15」に出演のため秋田県のロケに参加。早朝の田沢湖を見て、素晴らしい空気を吸い、若葉の緑に身も心も安らぎ、ロケ隊のスタッフ、出演者、ロケ地の秋田県人の皆さんに優しさと元気を頂戴しましたぁ!なにしろ「釣りバカ日誌」の西田敏行さんこと浜ちゃんが秋田の男鹿や西木村の桧内川に魚釣りに来てくれるのですから今回の企画に大感謝!香津代の役は、今回のお話の主人公・江角マキコさん扮する「薫」役の祖母「春江」役。離婚した母と共に祖母のいる故郷秋田に移り住んで育ち、大学から再び状況、そして企業の仕事に疲れた「薫」が久々に秋田に帰り、変わらず風土と共にしっかと生きてる祖母「春江」や同級生達と再会し、祖母と暮らそうと帰郷することを決め帰ってきて、幼馴染の「哲夫」と結婚する事も決意するというお話。70歳以上に老けてくれとのプロデューサーからの要求で、まず早速ロケ地入り2日前に髪を“白髪”に染めました。ロケ中曇りか雨という天候でしたが、大好きな三國連太郎さんご夫妻、西田敏行さん、吉行和子さんとも再会出来、初めて共演する江角さんもとても前向きでストレートな感覚と優しさにつつまれている人で現場はワキアイアイ!私の「春江」役の家は田沢湖畔の西木村のかやぶきの古い味のある庭の素敵なお家だったのですが、西木村と田沢湖町の役場の方々、仕度する場を提供してくだすったお家の久之助栗園の方々、宿泊「ファミリーオ田沢湖」の総支配人さんはじめHOTELの方々、いっぱいの地元の協力をして下さる方々のなんと熱心な、なんと優しい、その気配りと情熱に驚き感動!映画に自分の村が町が写るということが嬉しく、又気持ちよくロケ隊が秋田で過ごせるようにといっぱいの気配りをしてくれましたぁ!たとえば、お昼のお弁当を包んでいる紙に、俳優さんのレアストを載せ、「ようこそ西木村へ!なんにもない村ですが、いっぱいの愛でお迎えしてます!素敵な映画をつくって下さい!」とあり、お手伝いしている方が紙の下のほうに2行程自筆でのメッセージを入れてあるのです。私には美智子さんという人でした。あとでうかがったら浅利美智子さんとのこと!同姓なのでびっくり!その村の桧内という所には、浅利の性の方がいっぱいとのこと!二度驚き、私の祖父の話で「祖父が桧内に土地を持っていたが、あれは今どうなってるのだろう?!」と話していたのを思い出し、きっと私のひ祖父のご兄弟の子孫が今も居るに違いないと思い、またルーツを探す旅をいつかしたいなぁ!と思いました。故郷秋田にまた安らぎと優しさとパワーをもらって帰京。この映画の公開日は8月21日!全国一斉に松竹系映画館です。香津代はカメラが背中だったり横だったりしましたが、どんな老けになってますか?!不安ですが、監督がOKしたことを信じて公開を拝見いたしまーす!皆さんもぜひぜひ観て下さいねぇ!では、また!

平成16年水無月吉日 香津代