チョットひとこと 第25話

またまたHPの“チョットひとこと”が更新されていないというお叱りを受け、慌てて書き始めましたぁ! ごめんなさい!

先日、高校(秋田県立北高等学校)の卒業生の会「あげまき会」の今年度の本部(秋田市)の総会に出席 ― 我等15回卒生が当番の年だというので、役員をやっている地元の仲良しの奥田タキちゃんから“アサ! 講演してよ! 私たちの当番だから、何がやらねばいげねぇのヨ!”と電話が来、香津代を名指ししてくれたのが嬉しくて「私で良かったら…」と美空ひばりさんの「川の流れのように」も懇親会で踊るというおまけつきでOKし、ワクワクと帰秋した。

ともかく当日はた~いへん! まぁまぁまぁ、顔は見たことあるのに名前が出てこない人、すんごく仲良しだった人が「エッ~?」と云う程様子が変っていて、本当に本人かどうか? と二・三回尋ね直したりする人、地味な人が超テカテカに派手になっていたり、ちょい派手な性格の人が超お婆になりひっそりとしていたり、、、、、、 100年以上も続いている老舗の女学校の80歳代から30代まで、それはそれは賑々しく、招かれた10数名の教師は知らない方多く、担任の先生と憧れの体育の先生の姿に胸が熱くなり、「貴方が出席というので、会いに来たヨ!」と云われ、在校中はそっけない先生だったのに、そんなお気持ちがあったのか? と嬉しくなり、また思いもかけない縁の人が自己紹介しながら次々と私に話しかけてくれ、その意外な縁に驚くばかり“エッ~? そうだったの? エッ~! エッ~!”の連発 ― 皆々写真を、写真を… 握手を握手をと云われ、高校のわずか3年間の思い出に留まらず、同窓という縦と横の広がりに触れ、やっぱりたいした歴史の学校だと… 60代に入ってこんな広がりや出会いがあるとはと改めて驚き、感謝する想いでした。

今年は秋田国体があり、県中がワサワサとざわめき準備している ― 四十数年前香津代が高校2年生のとき、秋田国体だった。老舗のお嬢さん学校の母校には、エールの交換をする応援団が無く、3年生の合唱部の部長と2年生の演劇部の香津代が校長室に呼ばれ、応援団設立を聞かされ、各々団長と副団長に任命され、2・3年の各クラスから2名ずつ団員が出され、体育館で校歌や応援歌の稽古に入った。団長がタクトを取り“一、二、三、ハイ!”で校歌合唱、その後香津代が白ズボンに紺の制服の背広に白シャツカラーを出し、胸に白の大きな校章のあげまきマークをつけ、白手袋をはめて「フレー! フレー! きーたー校! それ! フレ、フレー北校! フレフレ北校!」とやったのでした。

本番の現場では、おとなしい老舗女学校のエール交換に周りの高校が“ウォー”とびっくりのざわめき… 砂埃の中、各競技会場を廻って歩いた17歳のあの日々。そして3年生の時団長になり、白いトレーナーに白のミニスカート、白ソックスに、胸に紺の大きな校章と応援団着を決め、タンバリンに6色の長いテープをつけ、香津代が振付けた数え唄や応援歌を踊って貰い、そして香津代の「オール拍手!」の大声で、「チャッチャッチャッチャッチャッチャッ! チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ!」と高体連の折も各競技会場に団員を派遣し、愛校心に燃えた日々… 甦った想いに浸った一日でしたぁ!

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平成19年文月吉日 香津代