チョットひとこと 第34話

新しい年も早や20日近くも過ぎ、また相変わらずのドタバタ生活となり、お正月気分もすっかり抜けている香津代ですが・・・皆様は、いかがな日々でしょうか?!
とにもかくにも、昨年の傷や怨みや垢や埃や悩みや迷いをさらりと捨てて、再び自分の心の奥を覗いてみて、本当の自分の主題を見つけましょう!・・・・と言うは易し、行うは難しいですよね~~!

はい!香津代は今年「60の手習い!」で日本舞踊の町の師匠=おっしょさんをやる事にしましたぁ!場所は故郷秋田県の秋田市で~す!会の名前が決まり、稽古場運営の仲間も居てくれ、技術・技能内容の向上の為に先輩も助人で居てくれ、とても心強く、これからお稽古する作品や指導方法等々、諸先輩にご指導を仰ぎながら決めてゆき、そして規約やお弟子さんの募集要項作成や、やらなくてはならない事が山ほど押し寄せて来ています。
そして、まず、なにより活動する為の大切な足場となるお稽古場探しをしなければなりません!古~~い一軒家を改装して・・・と考えましたが内装費がかかる上ややこしいので断念!(いえ、広い所がとれれば問題ないのですが・・・)75㎥から80㎥位の古~い事務所を探すことにしましたぁ!どうして“古~い”にこだわるかと申しますと・・・予算上安い所を探さなければならないという訳なので~す!トホホホ・・・!お安い物件か、提供下さる空間をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報下さ~い!

今、私の中で“突き動かされるなにか!”に自分が素直に動いてみようと思うのです。昨年から「紙芝居」の語りをやってみて、語り・朗読の言葉から自分の世界が作品を通して広がり、お客様の想いも広がっていく面白さにひたる事が出来たのです。そして、言葉のない体だけでの表現―日本舞踊!古き時代からの日本舞踊の伝統的表現で、三味線・大小の鼓・笛・琴等々の素晴らしい曲想に合わせ、作詞の素敵な面白さ、難しさ、深さに身をゆだねて表現するーその自分の心と技と音曲の織りなす一体感にもう一度触れてみたいという想いが強くなっての今回の決心なので~す!月に4~5日のみ秋田へ帰ってのお稽古です。同じ志を持てる方々と出会って共に育み合うのが楽しみなのです!

この不況な不安感の多い日々、すさんだ人間関係と前頭葉欠陥病人に振り廻されている昨今です。今こそ一人一人が状況・物事・人への理解と表現が多様に豊かに出来る事が望ましく-沢山の情報と現実を生き抜く己の生命力に筋肉をつける為の修錬・錬磨・精進の場が必要なのではないかと思い、そんなお稽古場を夢みているのです!秋田市にお通いになれる方々をぜひ集って下さ~い!私と一緒に自分の命の表現を勉強しましょうよ!日本舞踊・地唄舞・端唄・小唄・民謡・歌謡曲と各々興味のあるものをやっていきましょう!稽古開始は6月よりの予定です。ご一報下さ~い!

さあ『時』は容赦なくどんどん刻まれていきます。私も60の手習い開始です。お稽古に励みたい方は、6才のお子さんからその先は年齢制限無しですし、勿論男の方でもOK!OK!ですし、思い立った時から始めましょう!という訳での新年の香津代です!
どうぞ今年もよろしゅう!そして皆様も充実したお年をお過ごし下さ~い!

平成21年睦月吉日 香津代