チョットひとこと 第60話

東京の桜も散り、故郷秋田市で日本舞踊教室の稽古のため4月20日に秋田入りし、満開の桜を満喫!また、先日、用事で県北まで行ったときには、桜の満開に出会えた幸せにルンルン嬉しく、感謝の私です。

さて、4月27日秋田県三種町にて、櫻井よしこさんの講演がありました。三種町出身の読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんがお呼びしたのです。
橋本五郎さんは、6年前ご自分が卒業した三種の鯉川小学校の廃校を知り、ご自分の蔵書3万冊を入れ『橋本五郎文庫』を開設したのです。香津代は開設記念におじゃまし、体育館いっぱいのお客様に拍手を受け挨拶をする五郎さんの姿に涙がポロリ。図書館管理は、五郎さんの小学校同級の皆さんが行っているそうです。同級といえば、もうウン十歳、本の整理や区分け等、図書館開設がどれだけ大変だったことかと思います。そのような方々に守られ助けられている五郎さんはどんなに嬉しかったことかと思います。

有り難いことに、私は毎年、秋田弁での挨拶をお願いされるのですが、今年は、図書館の6周年ということで、私も大好きな櫻井よしこさんをお呼びしたそうです。私は、とても嬉しくて、よしこさんとお昼をご一緒して、サインまで頂きました。よしこさんのあのお声、あの熱情、鋭さ、わかりやすいお話に、またまたうっとりし身震いしました。私は、よしこさんの魅力を秋田弁でお話させて頂きました。講演終了後、香津代は手がちぎれる程手を振り、2時間もかかる秋田駅に向かう、よしこさんをお見送りしました。
よしこさんは、私より一つ年下ですが、清く賢いのです。香津代のこと覚えていてくれるかなぁ・・・と2~3日ボーとしてました。私も背すじシャキットせねばと大好きな桜に誓いました。

なにやら、不安な世情ですが、やっぱり春はどことなくワクワクしてきますよねぇ。
文化講演のご依頼を心待ちにしながらの香津代です!

平成29年皐月吉日 香津代