チョットひとこと 第37話

あけましておめでとうございま~す!!

泣いても笑っても、精進してもサボっても『時』はチックタク!チックタク!と容赦なく刻み、容赦なく生きている時間が減っていきます。夜中自分に絶望し落ち込んでも眠気がきて、そしてチャント朝が来てくれ、目覚まし時計で飛び起き動き出す。どんなに寒い冬でも時が春をよんでくれ、ベランダの死んだふりの枯れ枝からフツフツと小さな緑の葉の芽が出てきてくれる。新しいカレンダーに日程を入れてみたらもう一月はびっしり!二月は新潟演劇鑑賞会主催の「白い道―山頭火の妻―」の朗読の準備と本番・・・・ あぁ元気に頑張って一日一日を確かに生き抜いていこう!と毎年のようにやっぱりワクワクして決心を新たにしている!

昨年もHPを開けてくれた方々に開けたかいのある程でなかったことが反省です。 なにしろ私がいじれない事が原因ですね。今年は友人知人の方でHP管理をしていただける方を何とかお願いし、朗読を中心にやりますので、その点でも多くの方々に開けてもらえる様にと思っておりますが・・・・どうなりますか???

さてさて、11月稽古に入りまして12月5日初日をあけました歌舞伎ルネッサンス公演『加賀見山旧錦絵』の舞台が暮も暮25日で千秋楽!2ケ月難しい漢字の時代台詞で頭が充血し、他の事がなにも手つかず・・・初めての見得や立ち回りの稽古に明け暮れ、千秋楽は2回公演だっただけにびっしょりの髪、とのこ化粧の残っている首、腕もそのままに、這う様にベッドへバタン!トロトロと眠った様な 眠ってないような・・・・台詞が宙に飛び交い、体がピクピク動き、トロトロの中で終わった芝居をまだ演じているしまつ!次の日は虚脱状態・・・・。

正月返上で机の上の山のような郵便物、楽屋の荷物、お客様の切符の事、山の様な洗濯物、等々等々を片付けながら、有難い、暖かいたくさんの方々からのお年賀状を拝見し終わって、さてさてと寒中お見舞いの準備にやっとこれからたどりつこうといった新年です。7日すぎに印刷に出したら、公演日が1月30日の舞台の台本を開け自主稽古です。秋田市文化会館での1回公演「北天の儀軌(ぎき)-群読 後三年合戦絵詞」に語り部で参加します。この企画は秋田県のアマチュア演劇団体連盟創立40周年記念での北部、中央部、南部の各劇団が集まり一本ずつ公演するフェスティバルで香津代は南部の作品に参加するのです。台本を頂き、我故郷秋田が出羽とよばれていた11世紀、横手市が戦場となって倒れた誇り高き祖先たちの姿を初めて身近に感じ、私もそれを語り伝えられることを嬉しく思いました。熱い想いで演劇を愛する郷里の方々のエネルギーに触れ、絡み合って自分自身をジャブジャブと丸洗いする良い機会と稽古を楽しみにドキドキしている状態です。それから皆さまにもこのページでご報告したように「香津代の日本舞踊教室」の稽古初めが15日、また新しい作品の教授に入るので4本の振りをおぼえないといけないという状況・・・ 追っかけられています!キャ~~!! た~いへん!とやっと目が覚めはじめています!

さあ活動開始!皆様のパワーに追いつく様に頑張りの一日一日です。今年もどうぞ応援して下さ~~い!

平成22年睦月吉日 香津代