チョットひとこと 第41話

さぁて!エッ~?!もう師走?!と、皆々様お忙しい日々と思います。時の移ろいの早い事に驚いている内に容赦なく新しい年が間違いなくやって来ます!

この“チョットひとこと”も、9月から更新せずで、どんなにかHPをあけて下さった方々に申し訳ないことかと心を痛め、お詫びしながら10月8日秋田でのチャリティ文化公演の事後処理がまだ終らずにおりますので、公演後、ご後援ご広告を頂いた方、関係者とご出演の方々にご報告としてお送りした文面の概要をお載せしますことでご理解を頂きたいと思います。“チョットひとこと”ではなくて“チョットいっぱい!”になってしまいます事お許しを!

『「東日本大震災復興支援 チャリティ文化公演」を終えての感謝!』

この度のチャリティ公演には多大なるご協力、ご後援、ご支援、ご賛同を頂き、身に余る喜びで、実行委員会全員その喜びと感謝を一身に受け、当日の各々の演目に力いっぱいぶつけ燃焼した舞台でした。4時間半という長い公演となりましたが、アンケート、メール、お電話、FAX,お手紙と、沢山の方々からの声がありました。

今年のこの未曾有の大惨事である大震災には「皆んなして、なにがしねばならね!」の強い想いが、芸能文化を通して前向きに生きている方々の「願いと祈り」とがひとつになった行動でした!

長い時間の公演は会場の皆様もなんと、なんとお疲れになったことでしょう!でも第二部からのボランティアでの皆さんの「感動!」の汗の力演に私は舞台袖で涙が出っぱなしでした!いっぱいのご感想の中から少しだけご紹介致します。

  • ひたむきな純なるものに触れ、涙が出た!秋田弁混じりの浅利のトークに笑った!ただただ次々と感動の波だった!
  • 秋田にこんなに素晴らしいものがあるのか?伝統を継承している子供が育っているとは、感動!感動!涙!涙!めんけ!めんけ!
  • 企画がバラエティに富んだ構成で元気を貰った!浅利、橋本両氏の秋田を想う気持ちを県民はもっと我がことの様にキャッチすべきだと思う。二人は秋田の誇りだ!
  • すべて!すべてが素晴らしく涙が止まらなかった。またぜひ次の秋田のお宝公演が見た~い!子供達の懸命さと笑顔には完全にノックアウト!
  • 小さい子、小学・中学・高校生、、、この子供たちにとっても忘れられない一日になったと思う。その感動に同じ場所で感じあえた事私の心の宝!来年の企画を待つ!
  • 今回の義援金は本当に被災者の為に使われていくのでしょうか?今後はもっと具体的に何町の何施設にとか、生きたお金の寄付をしていくのが大切と思う。また、これだけ大掛かりな素晴らしい公演はPR不足だった。チラと見た8日前日のテレビで見て知った。もっともっと宣伝すべきだ!チャントPR会社に頼むべきだ!
  • この手のイベントはよくあるが、バラエティに富んでいて実行委員会全員の秋田への愛という串に皆々が連なり一本のものとなった。橋本五郎さんもグサリと連なった!
  • (福島から避難の方)感動の4時間半でした!ありがとう!福島に帰ることになっても今日の感動は忘れません!ありがとう!秋田は元気だね!羨ましい!
  • (福島から避難の方)最後まで席から立てなかった。勇気を感動を貰った。心洗われ、清々しい幸せの一日でした。ようし頑張るぞ!
  • (福島から避難の方)原発20キロ圏内から避難生活の秋田での7ヶ月ありがとう!今日の感動いっぱいの事は忘れません。今月末いわき市の仮設住宅に入ります。ただただ涙でした!皆で協力し合っている今日の舞台忘れずに!
  • (南相馬市よりの避難の方)避難生活が長く悩みは尽きず!しかし今日の感動を心に頑張る!浅利さん!ありがとう!また会いたい人です!
  • (南相馬市よりの避難の方)感動に震えた。故郷を失った身が、豊かで元気な秋田の舞台に触れられ、秋田は眩しい程に愛しい!ありがとう!
  • 日本の文化の集約をみた!そして演じた皆々様本当にご苦労様!お一人ずつに拍手したいで~す!「秋田県民歌」高校まで聴いた事がなかったけど、浅利さんの踊りでなかなかいけるなと思った!
  • 秋田弁は失ってはいけない!秋田弁があるので秋田で暮らしているのだ。秋田にこんな素晴らしい方々、そして芸能がある事を確認し、こういった企画は年々続けて今回は出られない人たちを発掘して欲しい!んだべ?!浅利さん!

《ご報告とお知らせ!》

(A)舞台制作は、依頼した方がその仕事をしたことがない方らしく、沢山のミスを生じ、出演者の方、後援頂いた方、広告を頂いた方々には事務上のご迷惑をおかけしてしまいました。それも委員長である私の責任と深く深く反省しています。今後よく人選をし、まだ日の浅い秋田生活ですが、その道の達人をこれからは探して参る所存です。どうか数々の不祥事をお許し頂けますようにお願い申し上げます!

(B)思いがけない不祥事で、アルバイトの方を頼んだり、お詫びに廻ったり、宣伝をお願いしまくったりと、いろいろな経費が積み重なり、またもともとパンフレット・チラシ等々の印刷や通信費、当日の関係者・出演者322名のお弁当(半分程は温かい理解者の差入れがございました!)やドリンク代など経費はなかったので広告費の中から出して頂ける様にお願いしての広告どりに走り回りました。二週間前、番宣がタウン誌の小さな記事のみとわかり、それから秋田建設工業新聞社、魁新報社と週刊アキタさんにお頼みし、ABSとAKTのテレビ、ABSのラジオ、FM椿台と泣きを入れてやっとはめてもらい当日を迎えたという綱渡り!私も一週間3時間しか睡眠とれず、気が付いたら本番のバタバタの楽屋の騒然の中にいたという訳です。たったそれだけの番宣でも、お客様が本当によくご参加下さいましたこと、深く深く感謝申し上げます。舞台上の事故なく、皆々様にご迷惑かからずやれたのは、秋田ステージ㈱の舞台監督山本さんはじめ、照明・音響・撮写の皆さんのすご腕のお陰と感謝しまくりです。

(C)秋田県への支援本部への義援金の寄付もやっと総計が出ました。2.525.120円となりました!
支援本部との打合わせで11月15日(火)堀井副知事さんが受けとって下さるというので県庁での記者会見と共に、お渡しすることとなりました!皆々様、ありがとうございました!

長くなりました!復興復旧への取り組みはされていますが、問題は次々起こっています。何より被災された方々の心の傷は深く、私たちは出来るだけの努力と願いと祈りを続けるしかありません。土地土地に根付いた先人の生き様を継承しつつ、その賜物である芸能文化から滲み出る意識を文明と科学だけに頼らずに生活に生かし、前向きに深めていきながら、天災人災に立ち向かう強い生命力をつけなくてはと、しみじみ想われます!

また来年は今年の学習を生かし、今回出会えた宝物の皆さんと交流を深めながら、やっぱり芸能文化で元気に、人と人との輪の中で生かされて参りたいものと思います。どうか今後共のご協力ご支援をよろしくお願い申し上げ、長くなりましたが感謝のご挨拶とさせて頂きます!ありがとうございました!

平成23年11月吉日
「ニッポンの笑顔」秋田から!文化公演実行委員会
委員長 浅利香津代(事務局『清香會』會主)

皆々様!悲しかった今年もあとわずか、来年は周りの方々に目を向けながら良い年にいたしましょうね!

平成23年師走吉日 香津代